大阪市との包括連携協定を締結した吉本興業が、大阪市24区に芸人を配置する「大阪市24区住みます芸人」をスタートさせました。12月14日(木)に福島区役所を訪問したのが、福島区住みます芸人の月亭八織。大谷常一区長との会話に花を咲かせました。
まずは自己紹介。「こんなにかしこまった感じが…(笑)」「初めましてではないので…(笑)」とにこやかに挨拶しあう2人。元々、面識があったことに加え、実は区内で落語を一席披露したあとの表敬訪問。八織が落語家を志したきっかけから和やかな雰囲気でトークがスタートします。福島区には師匠である月亭八方に弟子入りするまであまり来たことがなかったそうですが、弟子入りをきっかけに区内に引っ越し。住んでみて「素敵なところだな」という印象を持ったと区長に伝えます。そしてまだ駅の周辺以外はあまり知らないものの、福島駅界隈と今日訪れた野田周辺ではまた雰囲気が違うと発言。区長は福島区には空襲で焼けていない地域があること、親子三代、四代と同じ小学校に通っている人もいること、その一方高層マンションもどんどん建設されているなど、バラエティに富んだ区であることを説明し、区内に10地区あるのでそれぞれ個性があることなどを話します。そして、各地区でまずは落語を披露してほしいと提案。地域ごとの色があることで、すごくおもしろいと思うと期待を込めました。八織もいいきっかけなので、区内のいろいろなところを見に行きたいと応えます。
続いて住みます芸人としてやってみたいことは?と訪ねられた八織は、地域の方が落語や漫才を見るきっかけが少ないと思うので、いつでもやっている、お昼にも行けるみたいなところがあればいいな、と抱負を語りました。区長も地域で八織さんを盛り上げて売れてもらって福島区の事を話してもらえたらうれしい、とバックアップを約束していました。
そのあと、福島区のマスコットキャラクター・フッピィ、クッピィを手に記念撮影のあと、区役所内の各フロアに挨拶回りを行った八織。職員の皆さんから拍手を浴び、福島区住みます芸人としての決意を新たにしていました。