活動レポート
2017/12/12

東成区でSDGsの啓発活動も予定! 東成区住みます芸人・村一番が麻野篤東成区長を表敬訪問

12月12日(火)、東成区住みます芸人の村一番が東成区役所を訪れ、麻野篤区長を表敬訪問しました。浦出は生まれも育ちも東成区で、出身小学・出身中学の話題で麻野区長と大盛り上がり。一方、小泉は住まいこそ東成区ではありませんが、自転車で移動できる距離に住んでおり、この日も「少しでも街になじもうと思って自転車で来ました」と意気込んでいました。


こんなふたりに麻野区長も興味津々。表敬訪問の日を迎える前に、よしもと漫才劇場に足を運んでふたりの舞台を見ようとしていましたが予定が合わず、YouTubeでネタ動画をチェック。「わりと、東成っぽいですね。落ち着いた感じのところが…(笑)」と語り、「東成区は派手な区ではないですが、落ち着いた雰囲気はピッタリだと思います」と笑顔。
「東成区は元気な高齢者が多い」とも。「地域活動をしている方や、親子3代で昔から住んでいる方も多い。人情に厚く、いい意味で“いなか”を感じさせる区です」と麻野区長。そんな方々に笑って元気になってもらうのが区のコンセプトのひとつにあり、村一番にも「“伝える力”を期待している」とのこと。そのひとつが、東成区の広報紙「ひがしなりだより」について。「地域活動のことなど詳しく書いていて、『読んだよ』と言ってくださるんだけど、なかなか伝わっていない部分も多い。そうした情報を、村一番のふたりに上手に伝えていただけたら」と語りました。


また、SDGs(エス・ディー・ジーズ)にも取り組もうとしている東成区。SDGsとは、「2030年に向けた世界の目標」として、保健・福祉・環境など17の項目がある国連で採択された「持続可能な開発目標」のこと。実は区長になる前、JICA(独立行政法人国際協力機構)に勤務していた麻野区長。また、よしもともSDGsに取り組んでいることもあり、SDGsの内容をすでにあらゆる芸人がPRしてきました。そこで麻野区長は、「芸人さんが話してくれたら、興味がなかった人も聞いてくれたり考えるきっかけになる」として、「村一番にも、東成区に向けてSDGsをPRしてもらおうと思っています。高齢者も若者も、子どもたちも村一番がやってくれたら興味を持ってくれるかもしれません。笑いの力を借りて、わかりやすく伝えたいと思っています」と明かしました。これを受けて村一番も、「ぜひ勉強させてください」とやる気満々。小泉は「もともと“世界平和”を掲げながら漫才していたので」とまで言い出し、麻野区長も爆笑。「方針が一致しましたね。願ったりかなったりです!」と笑顔で語りました。


ほかにも、区民まつりや町会、高齢者向け食事サービス、お茶会などなどさまざまな取り組みやイベントを行っている東成区。「村一番もそこに出ていただいて、笑いで健康福祉について伝えるような機会を作ってもらいたい」と期待を込めて語りました。「なんでもやります!」と熱意を見せるふたりに、麻野区長は「東成区は高齢者が多いけど、高齢者はしっかりした芸じゃないと伝わらないし、笑ってくれない。そういう意味では芸を磨いて、高齢者の皆さんに『おもしろい!』と言っていただけるようにがんばってくださいね!」とエールを送りました。