大阪市と吉本興業が包括連携協定を締結し、笑いで大阪を元気にしていこうと発足した24区住みます芸人。12月6日（水）、東住吉区住みます芸人に任命されたアンビシャスのふたりが東住吉区役所を訪れ、上田正敏区長と徳本善久副区長にご挨拶。今後の活動に向けて、意気込みを伝えました。


ＮＳＣ38期在学中に出会い、コンビを結成し今年で２年目、ともに25歳というフレッシュなふたり。190cmの長身にデニムジャケットが個性的なたかしとビシっとスーツに身を包んだ森山は、緊張した表情で区長室を訪問。「よろしくお願いします！」と元気に挨拶すると、まずは、慣れない名刺交換からスタート。といってもふたりは名刺がないので、「名刺のもらい方もわからなくてすみません…」と恐縮の表情でしたが、笑顔で迎えてくれた上田区長と徳本副区長の優しい人柄に触れ、緊張も少しゆるんだようでした。


大阪を代表する商店街・駒川商店街の「2015年イケメンコンテスト」で3位になったこともあるという森山は、東住吉区・矢田在住。一方たかしは京都府出身で現在も城陽市在住のため、ゆくゆくは東住吉区に移住したいとアピール。子育て世代が住みやすい町を目指し、どんどん若い人を増やしていきたいので是非！と上田区長も大歓迎の様子でした。


「東住吉区といえば、長居公園ですが、土日は家族連れで賑わっていて、そんな光景を見ているだけで和やかな気持ちになります！」と森山。「長居公園といえば、毎年開催している『東住吉区民フェスティバル』は２万人くらい集まるんですよ。しかし今年は雨で中止になってしまいまして…」と区長。ほかにも地区ごとに夏祭りや、子育て応援フェスタなど年間を通してたくさんのイベントが開催されているとのこと。住みます芸人のふたりが活躍できる機会も多そうです。さらに区役所、警察、消防と連携し、交流を深めている東住吉区は、三位一体で安心・安全な町を目指しています。交通安全イベントや消防の出初式などにも力を入れているとか。「お時間がありましたら、イベントの応援に来てくれますか？」という区長のお願いに、「時間はたっぷりあります！(笑)全部あわせます！」とふたりはヤル気満々の様子でした。


「たかしさんが東住吉区に住んでくれるなら、オススメがあります」と区長。東住吉区・北田辺のあたりは、今も歴史と文化の厚みを感じさせる古い町並みが残っていて、空き家になっている古民家や長屋をリノベーションするという取り組みを行っています。カフェやシェアハウスにどんどん生まれ変わっていて、若い世代にも注目されているとのこと。「長屋でリノベーションされたところが２人ぶん空いていますよ？」と副区長。しかし身長が高すぎるたかしにとってはちょっと天井が低いかも！？「おしゃれなカフェに行ってみたい！」と興味津々なふたり。さらに今川の桜並木や紅葉も綺麗で、大きな商業施設などはなくても、お寺や古い町並みが残る閑静な住宅街は静かで過ごしやすく、若い子育て世代も住みやすそうです。


そんな話で盛り上がっていると、区長室に東住吉区のマスコットキャラクター「なっぴー」が登場！区の花である“なでしこ”をモチーフにした愛らしい姿にアンビシャスのふたりも「触り心地めちゃめちゃいい！かわいい！」と大興奮。「思ってたより、なっぴーちっちゃいなあ…」というたかしに、「いや、お前がデカすぎんねん！」ツッコミをいれる森山。さらになっぴーがプリントされたハッピを着て、上田区長と一緒に記念撮影を行いました。


やすしきよし師匠やオール阪神・巨人師匠のようなしゃべくり漫才が大好きというアンビシャスのふたり。コンビ結成のきっかけや目指す笑い、夢などを真面目に語る場面も。すると、プロフィールを見ていた上田区長が「たかしさんの特技はモノマネなんですか？見てみたいなあ！」とモノマネをリクエスト。緊張の展開に焦るたかしだったが、「普段若い人の前でやることが多いので、マニアックかもしれませんが…ゲーム『動物の森』の動物の声をやります！」と自慢のモノマネをなんと漫才のつかみスタイルで披露。思わぬ生の漫才の掛け合いに拍手が起こると、さらに調子にのったたかしは、「EXILEのTAKAHIROのライブ終わりの『ありがとうございます』の言い方」まで披露。しかし区長と副区長にはわかりにくかったようでややすべり気味に（笑）。「お年寄りの方も多いので、師匠方のモノマネなども研究してもらえたら（笑）」との副区長のリクエストに、「わかる！といわれるようなモノマネも磨いておきます！」と意気込みを見せるたかしでした。

最初は緊張の表情をみせていたふたりでしたが、終始和やかな雰囲気で、最後は「我々もふたりの今後の活躍を全力で応援します！」（区長・副区長）「東住吉区を盛り上げます。まかせてください！ありがとうございます！」（アンビシャス）と硬い握手を交わしました。