吉本興業は大阪市と市民サービスの向上および地域活性化を目的とした包括連携協定を締結しました。その活動の一つが、大阪市の24区に住みます芸人を配置し、地域協議会と連携した活動を展開することです。
12月7日には城東区住みます芸人のアンリミテッドプリパレーションが松本勝己城東区長、奥野尚史副区長に表敬訪問しました。松本区長がコンビ名の由来を尋ねられ、「プリパレーションとは準備という意味で、僕が準備不足だったがために悔しい思いをしたので、コンビ名にはプリパレーションを入れたかったんです。でもそれだけではバランスが悪かったので、無限という意味のアンリミテッドを足しました。長いコンビ名になったので、略してアンプリと呼んでください!」と樋口。コンビ名どおり、何事もとにかく調べてから臨むという二人は、城東区が世界で2位の人口密度を誇ること、松本区長のご経歴などを事前に調査、その知識の豊かさに松本区長、奥野副区長はもちろん、職員の皆様からも驚きの声が上がっていました。
地域行事が多いのも城東区の特徴だそうで、12月23日(土・祝)には「キャンドルナイトin城北川」が開催されます。「ぜひ出てください!」と、来年1月8日(月・祝)の成人の日と併せて、区長から直々に出演依頼もありました。また防災訓や全国交通安全運動、毎年8月第四土曜日に行われる区民まつりの「城東まつり」、“城東区民文化祭”の「城東区SARUGAKU祭」、“区民運動会”の「城東区スポーツカーニバル」」など、たくさんの行事があることが紹介されました。野球やマラソンが得意な樋口は、「城北川ミニ・マラソン大会」への出場に意欲を燃やし、学生時代に社交ダンスで西日本一となった黒澤は「社交ダンスのアルバイトで3000人のおばあちゃんと踊った経験があります。おばあちゃんとのコミュニケーションは任せてください!」と城東区内の73拠点で取り組まれている高齢者を対象とした「いきいき百歳体操」にも積極的に参加したいと表明しました。
また大学で教員の免許を取得した樋口は勉強を教えるのも好きだとアピール。「教育面と運動面で地域活性に役立ちたい」と前向きです。黒澤も大阪大学出身とあって、二人には「句の子供たちの学力アップにも力を貸してほしい」と松本区長からご依頼がありました。
最後は樋口がケインコスギさんの物まねがうまいということから、名刺代わりの物まねギャグを披露。筋肉をモチーフにした歌ネタギャグであること、また二人とも若手の中では最も声が大きいということから、健康推進事業にも役立ちたいとやる気を見せました。
すでに城東区に居住している黒澤と、今は東成区に在住の樋口。近いうちに引っ越し、城東区民になることを宣誓。松本区長は「住民になったら地域活動協議会にも積極的にご参加ください」と二人の活躍に期待感を示されました。
松本区長、奥野副区長、そして城東区マスコットキャラクターのコスモちゃんと記念撮影。城東区住みます芸人としての活動がいよいよスタートしました!