12月11日(月)、住之江区住みます芸人の雷鳴が西原昇区長を表敬訪問しました。
挨拶の後、さっそく「雷鳴さんには住之江区の方々が一番知っている芸人になっていただくというのを将来のビジョンに入れましょう」と西原区長からありがたい言葉が。現在、OKIは住之江区在住。「住みます芸人になってからは街が一段とキラキラ輝いて見えます」と笑顔を見せます。かたやハマムラは、住之江区住みます芸人に任命される直前に西区へ引っ越したばかり。「すぐに住之江区に引っ越さなきゃいけないなと思うんですが、お金が…」と引越し費用を心配。続けて「区役所に空いている部屋、ありませんか? そうすれば住之江区役所住みます芸人としてやらせてもらえるかも」と気概を見せていました。
西原区長もふたりの言葉にうれしそう。「地域の方も温かいし、ウエルカムです! 住之江区には大学もあり、学生が多い街。それに、面積が24区の中で一番広いので、それだけ知名度も広げられる場所です。ふたりの活動が、地域の活性にもつなげていけると思います」と語りました。
また、住之江区は「ボートレース住之江」、フットサル場の「マグ・フットサル」といった施設も充実していることもあり、「体張ってなんでもやります。フットサルもやりますし、ボートも乗ります」とハマムラ。ほかにも区民マラソンも行われていると聞き、陸上部出身のOKIは「僕は、大人と思えないぐらい足が速い」とアピール。体を張った雷鳴の活躍が期待できそうです。
また、西原区長からは相談も。「地域イベントにもぜひ参加してもらいたい。大学生も巻き込んで盛り上げてください。でも、僕がお願いしたいのはイベントの司会・進行。ふたりとも、司会できる?」と西原区長が持ちかけると「3人で、一緒に成長していきたいです」とハマムラ。思わず西原区長から「なんで僕も入っているの!?」とツッコみが入りました。
西原区長から、「どんなことがやりたいですか?」と尋ねられたふたり。
ハマムラは卓上に広げられた住之江区の地図を指差しながら、「住之江区には南港があるので、僕はこのあたりに島をつくりたいです。そしてエビの養殖がしたい」と意気込みますが、西原区長から「そこ、此花区やで」とツッコまれていました。続けて西原区長から「貯木場という、木材を置いている場所があるんです。高度経済成長期の時は木材が必要で、木が腐らないように木材を水の上に浮かべていたんですが、今は何も置いておらず、水鳥が休憩している場所になっているんですけど、そこで何かできませんか?」との相談が。ハマムラは「鳥の街として外に向けて発信しましょう」など提案していました。
雷鳴も、住之江区住みます芸人になってからは住之江区のことはいろいろ勉強した様子。とくにOKIは実際に住んでいるということもあり、「大阪は、エスカレーターに乗る時に右側に立つけど、ニュートラムのエスカレーターだけは左に立つんです。これ、“ニュートラムあるある”なんですが、なぜなんでしょう?」とマニアックな提案。ハマムラも「ぜひ調査したい」と乗り気でした。
雷鳴とのやりとりを終えて、西原区長は「漫才で住之江区に絞ったネタを作ってもらえたら。それで盛り上がれば、地元のことも伝えられるし、がんばってもらいたい」と期待を込めてエールを送ると、「まず貯木場の使い方についてのネタを考えてみます。任せてください!」とハマムラ。
「雷鳴さんが売れるように、街全体で育ていきたいと思います。僕もがんばらないと、と責任感が湧いてきました」と意気込んでました。