活動レポート
2017/12/06

ミルクボーイが西山忠邦区長を表敬訪問 “天王寺区住みます芸人”として「区役所内に写真が飾られるよう頑張る」宣言!

12月6日(水)、天王寺区住みます芸人に選ばれたミルクボーイが天王寺区役所を訪れ、西山忠邦区長を表敬訪問しました。


キリリと背筋を伸ばし待っていたミルクボーイの前に、西山区長が姿を見せると「天王寺区の住みます芸人になりました、内海です」「駒場です、よろしくお願いします」とまずはご挨拶を。西山区長から「前から天王寺に住んでいるのですか?」と問われると、「僕が前から。大学卒業してから10年ほど住んでいます。(家が区役所の)すぐそばで、今日も自転車で来させてもらいました」と内海は“地元民”であることをアピールします。相方の駒場にも同じ質問が向けられ、「僕は天王寺区とほぼ言ってもいい、浪速区の……」と答えに窮し言葉をやや濁しながら「(天王寺区と浪速区は近いし)仲良し区!」と自らフォローします。


「天王寺はどうですか?」という区長の問い掛けに、「天王寺は住みやすくて、家族(で暮らしている方々)が多いですよね。僕の周りにも、ちびっ子がいっぱいいまして」と内海が住んでいるから分かる回答を。正にと言った口ぶりで区長は、「どんどん増えてるよね。学校も(定員数が)パンパンになってきている」と返します。それだけ人が集まっているならばと「僕ら大学の落研(落語研究会)出身で。学生の頃から老人ホームでおじいちゃん、おばあちゃんの前で(演し物を)する機会が多かったんです」と学校などで一席、笑いの場を持つことをミルクボーイは自ら提案します。さらに内海から「うちの相方、身体鍛えていますんで」と紹介し、「何か運動のことがあれば」とセールスポイントを話します。駒場が「もし、区長も運動のことで気になる面があれば」と持ち掛けると「いまね、ちょっと肩が痛いんですよ」と区長。「そしたらすぐトレーニング方法といいサプリメントを紹介します」と、個人的な相談にも応じる気前の良さを見せます。さらに身体自慢としてボディビルの大会で好成績を残したことを伝え、「(天王寺公園エントランスエリア)てんしばにも日焼けで何度か行かせてもらいました」と駒場。「声掛けてもらいやすいんじゃない?」と区長に聞かれ、「『何してるんですか?』という声は掛けられます。芸人としてじゃないですけど」と、駒場はちょっぴり寂しいエピソードを語るハメに。


次に、天王寺区内には学校も多いことから、「防災訓練を一緒にやっています」という話題へ。これには「僕らも参加させてもらいたい」と駒場が意欲を覗かせます。「四天王寺もイベント多いですよね」と内海も住みます芸人としての活躍の場を狙います。落研出身を再度アピールし、上方落語発祥の地・生國魂神社での落語イベント「彦八まつり」にも関わりたいと逆オファーを続けていると区長から、「餅つき来ます?」と申し出が。「行けます!」とふたりは即答です。「今週末、調整してくれます?」と近くにいたスタッフさんに相談する区長。早速、住みます芸人の仕事が決まったようです。駒場は「年始も餅つきあるんですか? 節分とか、季節ごとのイベントに」と先々の予定までお願いしようとします。「大変ですよ」と言いながらも、区長はかつての経験から「(区民の方々から、イベントに)区長が来てくれたと喜んでもらえる。プロ芸人さんだから、きっとそれ以上だと思います」と、ミルクボーイの活躍に期待を寄せます。謙遜しながら駒場は、「一見したら、職員さんかと思われるかも」と内海の風貌をイジります。「区長より区長っぽいな」と内海も、もしもの心配を。駒場は室内に飾られていた歴代の区長の写真を比べながら「何代目かの区長のような」と例えると、目線を写真が並ぶ方に向けながら「この辺に写真があっても……」と西山区長もノッてきます。「昭和初期のとこにあってもおかしくない」と駒場が付け加えると、「もうちょっと、若手感があった方がいいかもしれませんね」と内海は、モスグリーン色のスーツ変更の必要性を考えていました。


ひと盛り上がりし、「僕らの写真もどっかに」とおそるおそる言い出す駒場に「まだ何にも貢献してないのに」と内海。駒場には、“初代”住みます芸人として写真を飾ってもらい、後々続いていった際に「この方々が初代ですか!」と振り返って欲しいという願望があるようです。それほどまでの相方の気合に「それぐらいに飾っていただけるよう、貢献していきたい」と内海も気を引き締めます。ならばと区長は「何年ぐらいやってくれるんですか?」と質問。「それは、もう天王寺がある限り!」と頼もしい返答をするミルクボーイ。さらに「天王寺区が無くなったらどうなるの?」と切り返してくる区長に、駒場は「そしたら(天王寺区を)作りますよ」と力強く答えていました。そのことばに信頼を覚えたのか、区長は「末長くよろしくお願いいたします」と、住みます芸人として力を貸してくれるよう、ミルクボーイに改めてお願いしていました。